サッカー部用語辞典

サッカー部に昔から存在する独特の用語やイベント名などをまとめてみました。(旧HPより転載)
■ 朝の出し物:部屋会と並び、合宿の名物となっているイベント。最終日の朝、部屋ごとに思い思いのテーマで仮装や芸を披露する。そのテーマは様々で、芸人のように体を張った出し物もあれば、工夫を凝らして変装した部員たちにより壮大なパレードが行われることもある。

■ ハーフタイムショー
毎年11月、引退試合のハーフタイムに行われる六年生の為のショー。ニ部構成になっており、第1部は一年生によるもので、団長さんたちの代の「ライオンキング」は歴史に残る名作となって語り継がれている。第2部は二年生以上からの選抜メンバーによるものである。キーワードは「ゲスの極み」。

■ 1個:順大サッカー部において無限の意味を持つ言葉。意味は多様であるが、大いに鼓舞や叱咤のニュアンスを含む傾向にある。
【用例】 「1個目2個目絶対勝とう!」 「もう1個スタンダード上げてかないと、絶対負けるよ」「1個気合い入れてやってこう」
蓮舫議員「どうして2個じゃダメなんでしょうか?」

■ 
1人1言:重要な公式戦前のミーティングで行われる、順大サッカー部伝統の行事。1年生から6年生全員が、壇上に立って試合への意気込みを語る。 皆が勝利への想いを共有し、気持ちを高めるための大切なイベントである。 しかし、その名前とは裏腹に「一言」で終わった例はなく、時には2時間を超える長丁場となる。
 ■ 車代: 部内に存在する最大の金融システム。練習ごとに発生する車での移動費は、車係のノートにツケとして記録される。そのため、何年にもわたる車出しで数十万円の大金を稼ぎ出す者もいれば、巨額の負債を作り、悲劇の直ペナルティを課せられる者もいる。

■ ナイロビ:一般的に「ジューロビ」なんて呼ばれているところ。順大内の待ち合わせ場所第一位。自販機がたくさんあるので上は後輩と遭遇しないよう注意が必要。
■ 部屋会(合宿中)
:合宿最後の夜といえば部屋会。各部屋ごとに、部屋の長の決定したプランに従いエンジョイする。合宿の疲れを癒したり、疲れを倍増させたり、裸で打ち合いしたり、美味しいものを食べたり、知らない女性に話しかけたり、部屋ごとに様々である。

■ マワジュウ(合宿中):語源は「周り10周」と言われている。サッカー部の現監督の白沢先生が合宿中に行なうフィジカル強化プラン。笛がなるたびにジョグからダッシュを始めなければいけない。「周り10周」とは言うものの10周で終わったためしはなく、いつ終わるかわからないツラサに、毎年精神力も鍛えられている。

■ 「いただきます」「ごちちそうさま」(合宿中):キャプテンが「じゃーいただきますを~」とランダムに指名。基本的には下級生が指名される。早朝のテンションの低い部員、練習後の疲労していりう部員に笑いを提供するためみな試行錯誤してヒットを狙う。下級生にとっては練習と同じくらい重要。

■ 「ほんとは?」:先輩にこの単語を使われると下級生は必ず本当の気持ちを言わなければならない。
例文;下級生「テスト前だからあしたの練習休みます」先輩「ほんとは?」下級生「・・・練習してから勉強します」

■ B級まっすぐ(ローカルルール):車で移動中に運転手が助手席のひとに道を尋ねた時たまに使われる。語源は「永久(A級)にまっすぐ」からきていて、けっこうまっすぐ進んだあと曲がる、というときに「B級まっすぐ」が利用される。かなりマイナー。

■ 直:「直接部活に行く」の略。学部に集合して皆で車で移動するのが原則だが、練習場所が家から近い人などは「あいつ直か」などと学部での人数確認時に言われている。集合15分以内に直に変更になった場合のほとんどが寝坊によるもの。同学年は必死にごまかしてフォローするがすぐにバレてしまう。

■ 「していっ」:練習中のみならず私生活などでも「了解」や「わかった」の場面で多様される。「わかりました」の略語ではないかと言われている。活用法では様々に分枝し、「した!」「したって」「してしてい」と個人で好き勝手に使用する。かなりの頻度で使用するため私生活でつい使ってしまうが一般の人には全く伝わらない。

■ コンビニ:練習前、車ごとにコンビニにいくのが習慣となっている。その車の一番若い人間がカゴを持ち他の乗組員の食品を入れていき、レジでは上級生が活躍する。

■ 集合:学部での集合、練習での集合などがある。どれも主将の時計できめられている。集合をめぐって過去にいくつものドラマが繰り広げられている。

■ 車:基本的に助手席には5、6年生が座る。4~6台で酒々井や浦安へむかうわけだが、部員達のきまぐれで決まっていく配車システムなため、全く同じメンツになることは少ない。渋滞などにはまるとサッカー部名物暴露大会が始ることが多い。練習後は睡魔に襲われるケースも多々ある。

■ 連絡網:ねずみ算式に情報が伝達される。その速度はラインによってかなり異なる。禁じられているメールで連絡する者、連絡先がヨコにいるのに電話する者、寝てて電話に気付かない者、ヨコに女の声のする者、ヨコに母親の声のする者、皆それぞれである。

■ 「まきで~」:「急いで~する」などの場面で多用される。例文「まきでグランドをでよう」
応用「まきでグラセイ(グランド整備)しろ」「え?薪忘れたんですけど、薪でグラセイするんすか?あ~斧はもってきたんだけどな~」

■ ケモ:「ケモい」「ケモる」「ケモらない」「ケモっ」等と使用される。「いやらしい」や「きもちわるい」「うすぎたない」「やめてほしい」「なんでロッカー室で寝てるの?」「なんで車が臭いの?」といった感情を抱いたとき使用する。

■ 「~練」:練習の場所や内容を~の部分にいれて活用する。「酒々井練」「浦安練」「学部練」「パターン練」「シュート練」「パフェ練」「ナカモト練」「カレー練」「うまい棒練」など。

■ 「~さんゴチで~す」:この呪文で1~2年のうちはただめしが可能。マネさんには有効期限はない。

■ 白血球:車出しするものの敵。主にminiSTOP前で出現したときには要注意!

■ メンタ:あらゆる怪我の元。サッカー部におけるケガの96%はこの言葉で片付けられる。しかし近年は時代の流れからか、使用されることが減ってきている。

■ スタンダード:上がることしかない魔の言葉。

 ■ がっち!:やらかしてしまった相手に対して投げかける言葉。

■ エグる:抉り込んでいる様子、状況、感情を表せる。「昨日の練習エグったよな~」「あいつのサイドからのエグりはヤバい」「あいつの頭、かなりエグってるな」「エッグッ!(卵ではない)」

■ ヒラく「ハレとケ」の「ハレ」の部分。練習、大会等でエグればエグるほどその反動は大きい。「あいつ昨日けっこうヒラいてたよな~。」「ヒラくのまだはやいはやい!」

■ 罰ラン:サッカー部の厳格な掟を破ったものに与えられる罰。走る者を勇気づけるため「友情ラン」というボランティア制度があるが、その規模は人望に左右される。

 
■ 大回り宝生ハイツの坂上を始点として本郷一丁目周辺を駆け抜ける、起伏豊かなランニングコース。学部練のランコースに採用されている。1周940メートルのコースを駆け抜ける様は、はたから見れば迫力満点であるが、やっている方からすればもう勘弁してくれという感じである。ゴール直前に配置された急勾配の坂は難所。

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